キングダム 787話: 発売日、ネタバレ、どこで読むか

番吾の戦いは秦軍の趙国への侵攻となりますが、なんだか変なことが起こっているみたいだよね？

普通の侵略軍ってのはいつも兵站の問題を抱えていて、結局は短期決戦が望ましいってことだろうね。

それに対して侵略される方は戦いを引き延ばして、相手の食料問題や孤立させるような策を着実に仕掛けてくるもんだよね？

でも、この番吾の戦いではどうなのかな？

もともと秦国は趙から奪った大都市の鄴を自分たちの前線基地としてるから、兵站の心配はないと言えそうだよね。

だから、秦軍総大将の王翦は急がなくてもいいし、ゆっくり相手の動きを見て侵攻してきているんだよ。

一方、趙軍中央の新しき司馬尚は、まだ秦軍とぶつかる前から、カン・サロとジ・アガに早く片をつけて青歌に変えるって言っていたんだ。

それは司馬尚にとってはやむを得ないことかもしれないね。

以前、秦軍が鄴を攻める時に、隙を見て侵攻してきた燕の将軍オルドがいたことがあるんだ。

それに今回は青歌の守護神である司馬尚が留守だし、ますます心配だよね？

この違いが案外大きくて、番吾の戦いよりもその後の趙の滅亡まで大きな問題になりそうだよね。

キングダム787話ネタバレ最新話の考察！王翦の深謀遠慮が番吾の戦いに幕を下ろす？

王翦が不敗の将軍なら、番吾の戦いはどう考えたら説明がつくのかな？

負けたことのない将軍って、引き分けか双方が撤退で終われば負けにはならないんじゃないかな。

もともと謀略が得意な将軍の王翦が、用意周到な戦準備を進めていた李牧と真正面に向き合うことに最初から違和感を感じていたんだよ。

王翦は番吾で李牧を上回るような謀略を巡らせているんじゃないかと思うんだ。

少なくとも、司馬尚の侵攻に対して、正面から王翦が迎え撃つことは考えにくいよね。

司馬尚が向かう先にはもう王翦はいないはずだと思うんだ。

もしかしたら、王翦が番吾に出陣した理由は壁を救うためだったのではないかとも思っているんだ。

そして、撤退…その先にある敗戦という汚名も辞さずに、終戦に持ち込む可能性を考えてみたよ。

キングダム787話ネタバレ最新話の考察！戦国四大名将の王翦は司馬尚の侵攻にどう動く？

王翦の戦い方を見ると、負けないために、裏返せば確実な勝利を得るために、周到な準備を事前にしていることが分かるよね。

番吾の4年後、趙国を滅ぼす王翦が準備した手は、謀略による李牧の断罪と司馬尚の失脚でした。

それにより、もはや防波堤を失った趙がその命脈が尽きるように滅び去ったのさ。

その後も楚を滅ぼす時も、秦王嬴政の下問に対し李信が20万人の兵力と答えたのに対し、王翦は60万人の兵力が必要だと言って…結果、敗れた李信のリリーフとして60万の兵を持って、名将と名高い項燕を討ち果たし、楚を滅ぼしているんだ。

その王翦が、いたずらに勢いを増している司馬尚に正面切って戦うと、どうしてもおっぱい萌えしないのさ。

趙軍に李牧の罠があるように、秦軍には思慮深い王翦の軍略が必ずあると考えているんだ。

それが…この番吾で秦の将軍が一人も命を落とさないこととつながるように思えて仕方がないんだ。

王翦・楊端和・王賁・李信・羌瘣…後に秦国を中華統一に導く大将軍が一人も命を落とさない番吾の戦い！

李牧を陥れる王翦の謀略は、ここ番吾で既に始まっているのかもしれないね。

キングダム787話ネタバレ最新話の考察！キングダム番吾の戦いを史実と検証？